今回は研ぎのお話です。
研ぎの工程で神経を使うポイントが数カ所有りますが、その一つが刃先です。
図1は正常であり、ちゃんと角が有ります。
問題は、図2
刃先の角が大きく丸みを帯びています。
長期間研がずに頑張ったハサミに多く目立ちます。
又は、前回の研ぎでその様な形で戻ってきたとか…。
この状態のハサミを研ぐ時、太さを残したい場合(図3-a)、太さと長さをバランス良く残したい場合(図3-b)、長さを残したい場合(図3-c)の3パターンで考えます。
結果、多くは図3-aから図3-bの間を選択します。
お客様の希望か止むを得ない場合に図3-cを選択します。
アニマル研磨工場では常に最適な状態への研ぎを心掛けています。
是非一度、こだわりの研磨技術をお試し下さい。